安城市H様邸/お施主様のご要望
この度、子供たちの学校の都合にて止む無く父をのこして引越しをすることになりました。そこで、増築部での利用者がいなくなり、使用しない部屋が南側の一等地に残るのはどうか・・・また、その隣の室内側には仏間がありますのでこれを期に増築前の日当たりの良い仏間を再現しようと思い。せっかく費用をかけた増築部を解体するのは大変に悩みましたが後に残る父のために解体を検討しました。
総和住宅に工事を依頼したのはなぜ?
増築していただいた業者にも相談したのですが工事費用が大変高く解体工事の説明や手順などが分かりにくく、あいまい・・・だったのでどこか他に信頼でる業者はないかな・・・と姉に相談したところ姉が以前リフォームをお願いした「ぱれっとはうすさん」を教えてもらいました。解体での相談も私たちの無理な要望にも丁寧にこたえていただき、また、解体工事での良い点・悪い点などもきちんと説明していただき安心できました。
ビフォーアフター
施工内容
・減築工事
外壁塗装にて既設建物との違和感はなく白い外壁が大変まぶしく美しく仕上がりました。
いかがですか、減築したなんてまったくわかりませんね!(笑顔)
こだわりポイント/ぬれ縁リフォーム
白木と基礎との接合には雨水等により木部を防腐対策として硬質基礎パッキンを下地材として使用しました。
束足部にも基礎パッキンを使用。土間部からの防腐対策とします。
白木の白さが美しく素敵です。
和風な「ぬれ縁」を現場にて造作。写真に見えるコンクリートは増築用の基礎です。
解体時に一緒に撤去したかったのですがハツリ作業時の振動で母屋の基礎への振動による損傷を考慮して止む無く現状にて残すこととしました。しかし、このままでは 掃き出し窓よりの出入り時に邪魔になります・・・また、外観的にも・・・
そこで 「ぬれ縁」を取付ました。これで
*外観もよし!
*機能もよし!
なかなかグッドアイデアでした。(笑顔)
リフォーム中/減築工事
重機を使用して既設建物への影響がないように丁寧に作業をすすめます。
基礎をハツリます。(なかなか手ごわい・・・)
ハツリ後に基礎をコンクリートガラと鉄筋等に分別して廃棄処分します。
屋根造作工事
工事中の外観です。外壁に張られている白色のシートは防水透湿シートです。
防水シート張り アスファルトルーフィング材
復旧した屋根と袖壁との取り合い部屋根と壁を写真のように接して造作するにあたり、屋根よりの伝い水が壁内へ浸透しないように雨水対策として返しの水切りを現場加工して取り付けます。
塗装仕上げ
塗装仕上げ
塗装仕上げ
お父様より
「仏間も明るくなり、ええ部屋ができたわ!」
「ぬれ縁」・・・上手にやってくれて「ありがとう」
また、なんか頼むわ!
担当者から一言
「減築」そもそも増築に限らず、建物は壊すことを前提に建築しません。
ましてや増築となればなおさらですね。
そこで、解体時にいかに既存宅への解体時の負荷を少なくし、復元する部位と既存宅との取り合いを適切にまた、水漏れ無きように処理。そして、外観的に美しく違和感なく仕上がるように留意しました。